’22年9月下旬
宗田かつお・真あじ・さざえ
本日は小ぶりのカツオと大型の真あじ、鮮度の良さそうなサザエがありましたので、購入してまいりました。
最近、発見した早鈴直売所センター北店(2023/3/5閉店)さん。今朝どれ鮮魚専門問屋さんです。
角上魚類さんは大量仕入れ大量販売ですが、早鈴直売所さんは見たことのない魚や活魚水槽もあり、違った楽しさがあるお店です。そしてなんといっても、リーズナブルなんです!
神奈川県三浦半島の長井港・三崎港・金田港よりその日水揚げされた新鮮なお魚を直売しています。
対面で並んでいる魚を丁寧に説明してくれ、もちろん用途に合わせて無料で捌いてくれます。そして・・・なんと・・・炙りまでしてくれます!!大変大変ありがたいサービス!!
新鮮なのは折り紙付きで、価格帯も一尾数百円~千円台がほとんどです。
漁港の市場などに行けば安いところがいっぱいあると思いますが、日常で手の入る鮮度の良い海鮮が食べられる幸せ。そして、捌いていただける幸せ。大変ありがたいお店を発見いたしました。通っちゃいますね。我が家からは角上魚類さんより断然近いので。
横浜2店舗・川崎1店舗(2022年7月現在)
1.購入品ー対面販売
今回も写真撮影を快くOKしてくださいましたので、写真付きでご紹介いたします!
2.購入品ー調理後
捌いて、炙っていただきました。炙りまでしてくれるなんて、最高のサービスです!!
捌いているスタッフの方から、脂の乗りがいいのは、半々とのことでした。
新鮮なカツオに期待が膨らみます。
本日は“鰺は何時ごろ食べますか”と聞いてくださいました。“夜に食べるので皮つきでお願いします”とお返事いたしました。 このような気づかいも嬉しいですね。新鮮な魚をより美味しく食べてほしいという魚愛を感じます!!
寿司屋修行をしている兄に聞いたのですが、光物と言われる鯵・鰯等は温度変化に弱く酸化しやすいので、食べる直前に皮引きした方がよいとのこと。また、お店のスタッフの方も同じことを説明してくださいました。
早鈴直売所さんは、調理がとっても丁寧で血合い骨(真ん中の骨)も残さず取ってくれていました。
こちらは樽のようなバケツから、取ってくれます。
3.購入品ーパック
少し炙って食べると最高の酒の肴。 ウチでは炙りはヘルシオのグリルで加熱するだけです。
4.今週の食卓
少し食べてしまってから気づいたのですが、ソウダガツオの血合いは食べない方がいい!ということを思い出した!
なぜかというと、ヒスタミン中毒の可能性があるからです。特に血合い部分にはヒスチジン(アミノ酸の一種)が多く含まれていて、ヒスチジンがヒスタミンに変わるとヒスタミン中毒がおきるといわれています。
症状としては、顔面紅潮、頭痛、吐き気、じんましん等のアレルギー様症状。
ヒスチジン → ヒスタミン どうしたら変わるのか? 不適切な温度で保存した場合です。
引用:厚生労働省HPヒスタミンによる食中毒について
引用:愛媛県HP【食品化学科】ヒスタミン食中毒にご注意ください! - 愛媛県庁公式ホームページ
今回は不適切な温度で保存していなかったこともあり、少し食べても家族全員無事でした。
速攻、血合い部分を取り除いて美味しくいただきました!ほっ。
カツオって当たりはずれのようなことがありますよね。鮮度・個体差などあるかと思いますが、鮮度の良くないカツオは、煮ても焼いも食べられたものではありません。
今回のカツオは鮮度よし、個体もよし。さっぱりとしたフレッシュな風味が鼻を抜ける感じがとっても好き!
味わい方ですが、醤油のみ・しょうが醤油もいいのですが、すりおろしにんにく+マヨネーズ+醤油で食べるのがたまらなく好き!!毎日でも食べたい!!ぜひ一度お試しください!!
大きめの鰺だったので、半身を刺身、半身をなめろうにしてみました!
毎週のように作っている鰺のなめろう。今日は真あじのなめろうです。今日も包丁でよくタタキました!
ほかほかご飯との相性抜群。もちろん酒も進んじゃいますね。
魚は取れる時期・場所・大きさによって味わいが全くちがうので、面白いですね。
なめろうを作るときによくたたくことの利点
1.旨味が増す
2.小骨が気にならない(特に鰯)
3.アニサキスの心配がなくなる
アニサキスは刺激に弱くキズがつくと生きていられなくので、数百回たたいている私のなめろうは心配なし!
焼きサザエにすることが多かったのですが、先日三浦のうらりのさざえやさんの浜焼きコーナーでベテランお姉さまからサザエは茹でると楽だし美味しいよと教えていただきました。
今回初めて茹でてみましたが、楽だし美味しかった!!そして殻から外すのも簡単。良いこと尽くめです。ありがとう!さざえやさんのお姉さま。
調理法
1.サザエの外側をブラシ等で洗う
2.鍋にサザエを入れて、サザエがかぶるくらいの水を入れ、酒を少々いれる
3.水から加熱して沸騰2分。火を止める。5分待つ。
4.湯を捨てる
5.殻が持てるようになったら、サザエの蓋の内側部分を押す。するっと出てくる。
早鈴直売所さん・漁師さん・漁業関係者の皆様 今週もありがとう!